開催中の展覧会情報

平成31年 春季展

織部の子・孫と門人たち

2019年1月19日〔土〕
      ~ 2019年5月21日〔火〕
開館時間=9:30~17:30(入館は17:10まで)
休館日=会期中無休
入館料=大人500円/大学生・高校生400円
      小中学生300円/未就学児 無料
      団体(15人以上)100円引
後 援=京都市 京都新聞 大分県竹田市

織部の子・孫と門人たち
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ごあいさつ

 当館が3年前に初めて公開した豊後『古田家譜』。この文書に基づいて周辺史料を紐解いた結果、古田織部の子と孫の実像がわかってきました。今回の展示では、その調査・研究の成果を紹介するとともに多彩な顔ぶれをもつ織部の門人たちにもスポットを当てます。肖像画や手紙、茶道具などの展示作品を通して、古田織部が確立した茶の湯「織部流」と深い関わりのある人たちの想いを感じとっていただきましたら幸いです。

展示品目録

No 作品名 作者 箱書 日付・宛先・銘 制作年代
1 『本家系譜 古田氏』
(古田家譜)〈パネル展示〉
    竹田市立歴史資料館蔵 二冊(甲乙) 江戸時代中~後期
2 書状花押断簡 貼交 風炉先 佐竹義宣、黒田長政、伊達政宗、藤堂高虎など     桃山時代~江戸時代初期
3 和歌 料紙短冊 徳川秀忠(1579~1632)筆   葵紋蒔絵内箱 江戸時代初期
4 伊達政宗所持 播州芦屋 菊水地紋 折羽覆垂釜   川琳哲箱書 2代長野垤志折紙   桃山時代~江戸時代初期
5 毛利秀元所持 安南 樽形茶器       アユタヤ王朝時代中期
6 寸松庵 色紙帖(工芸版) 伝 紀 貫之筆   森川如春庵発行 大正12年正月 大正時代
7 永井信斎所持写 志野暦手「年男」写 内七五三図茶碗 楽 了入(1756~1834)造 愈好斎宗守 箱書付   江戸時代後期
8 佐久間将監好 甲朱 黒雪吹 盛阿弥 造     江戸時代前期
9 自筆 書状 古田織部(1543~1615)筆   (慶長八年〔1603〕)十月二日付 浅野幸長(紀伊様)宛 江戸時代初期
10 竹茶杓 佐久間将監(1570~1642)作 松平正信 筒書 4代山田宗也箱書付 古筆了伴極札   江戸時代前期
11 遠州好 小桐唐草図 朱丸棗 近藤道恵 造   共箱 江戸時代中期
12 小堀遠州像 (大徳寺415世)寰海宗晙(1753~1817)筆   (春屋宗園賛写) 江戸時代後期
13 『松屋茶湯 参会覚書』(松屋会記) 番離筌将 写   天明三年(1783)写 安達雲斎家伝来 江戸時代後期
14 『松屋名物集』 良済 写   安達雲斎家伝来 江戸時代中~後期
15 書状 上田宗箇(1563~1650)筆   九月十七日付 江戸時代前期
16 伊達家伝来 志野茶碗   益田鈍翁旧蔵   桃山時代
17 黒織部 山形文 沓茶碗       江戸時代初期
18 猿曳棚     共箱 織部より清水道閑に伝来写 太守(伊達)様の御意で作る 江戸時代前~中期
19 和歌短冊 妙法院宮 常胤法親王(1548~1621)筆   「寄蘋恋」 江戸時代初期
20 書状 近衛信尋(1599~1649)筆 近衛通隆極 三日付 青蓮院宮尊純法親王宛 江戸時代前期
21 和歌懐紙 広橋兼勝(1558~1623)筆   「春日同詠鶯是万春友和歌」 江戸時代初期
22 書状 (大徳寺156世)江月宗玩(1574~1643) 筆   五月廿四日付 下野九兵衛宛 江戸時代初期
23 書状 金森宗和(1584~1657)筆   六月十日付 江戸時代前期
24 安楽庵策伝在判 桐 溜塗 四方盆       江戸時代前期
25 竹茶杓 安楽庵策伝(1554~1642)作 斎尾愛掌 筒箱書   江戸時代初期
26 和歌短冊 安楽庵策伝筆 古筆了伴極札 「誓願寺鎮守春日の御前にて」 江戸時代初期
27 竹茶杓 本阿弥光甫(空中、1601~1682)作 丈山 筒書   江戸時代前期
28 書状 本阿弥光悦(1558~1637)筆   三月廿七日付 五十嵐太兵衛宛 江戸時代初期
29 書状 角倉素庵(1571~1632)筆   閏八日付 妙法院宮尭然法親王宛 江戸時代初期
30 『にぎわひ草』 灰屋紹益(1607~1691)著   中井洪水・鴻山文庫旧蔵 写本 江戸時代後期
31 竹茶杓 清水宗真   共筒 銘「初霜」 江戸時代中期
32 竹 銭筒 花入 立花実山(1655~1708)造     江戸時代中期
33 忘れ草画賛 立花実山筆     江戸時代中期
34 豊後古田家伝来 書状 千 宗易(利休)(1522~1591)筆 14世古田重名(宗関) 箱書付 二月十五日付 箱に古田織部宛とあり 桃山時代
35 絵瀬戸 縁青海波文 茶碗   5世古田(中川)重治(幻間)・6世重武・14世重名(宗関) 箱書付 銘「毛氈」 豊後古田家伝来 江戸時代初期
36 古萩 茶碗 3代 坂 新兵衛 11世 古田淵黙(広計)箱書付 銘「落葉」 江戸時代中期
37 小雲龍釜 西村道也 造 11世 古田淵黙(広計)箱書付 中川養徳(久徳)遺物 豊後古田家伝来 江戸時代中期
38 長井貞信像 (大徳寺137世)松嶽紹長筆     江戸時代初期
39 書状 2代針屋宗春 筆     江戸時代前期
40 針屋宗実像     寛永拾二(1635)無射(9月) 上旬二日付 江戸時代初期
41 書状断簡 (筆者不詳)   「大文字屋宗味」の文言有 江戸時代前期
42 古田織部像 雲鶴 賛     江戸時代中~後期
43 『茶人系伝全集』 富永南陔(1775~1854)著   天保八年(1837)版 版本 江戸時代後期
44 茶の湯五宗匠 数寄 引歌 井野口宗休 筆   (紹鴎、利休、織部、宗箇、遠州) 江戸時代中期
45 覚書     「織部弟子三人」の記載あり 江戸時代前~中期
46 織部好 日月山景蒔絵 織部棚 写 島田文雄 造   共箱 昭和時代
  特別展示 『御系譜』       江戸時代中~後期